ここにあるものは、自然と余白。
そして制約のない時間です。

人による手厚いおもてなしを受けられる旅館は
世の中に沢山あります。

そこから享受できる
あらゆるサービスを愉しみに旅する一方で、
「過ぎる」がゆえに、かえってお客さまに
気を遣わせてしまう場面があるように思います。

だからこそ、
翠巌ではできるだけお客様が
自由にお過ごしいただける環境を提供することを
1番に考えました。

1200分間の余白。

渓谷を眺め、何も考えずに

定山渓の川の音に耳をすませる5分間。
定山渓の湯に浸かる10分間。

サウナに入る10分間。
好きな映画を楽しむ120分間。
他愛もない話をしながら食事をする90分間。

夜更けまで話し込み、気がついたら過ぎていた180分間。
寝る前に好きな本を読みふける40分間。
いつもより深い眠りの480分間。

朝日の光で自然と目を覚ます
始まりの瞬間。
自然と自然の摂理の中で＜時間＞を感じる。
夜は暗く。ただ深く。静かに。

朝は明るく。自然が動き出す音に耳をすませて。

ここにあるのは、
1200分間の余白です。